立ち止まらないしがみつかない

嫌なことは忘れがたいのではなく

忘れないようにしがみついてる

手放さずに握りしめてるとでも言おうか

それを心の傷と言ったりもしている

心傷が癒えない自分に憐憫の情をかけて可哀想な存在にしている

そうすることで自分に不利なことがあった時に言い訳できるから

一種の逃げ場じゃないかと思う

嫌なことは忘れていい

嫌なことにしがみつかなくて大丈夫

嫌なことは手放そう

青空向いて手をぱっと広げて

さあ空気に溶けて風に乗ってどっか行けーって